上部内視鏡検査(胃カメラ)
上部消化管とは食道・胃・十二指腸を指し、
鼻から内視鏡を挿入し、これらの部位を一連の検査で観察します。
昔から「胃カメラ検査」といわれてきたものです。
胃が空の状態で(最後の食事より6~7時間が経過)検査します。
緊急内視鏡にも対応しておりますが、検査ご希望の際は予約をお願いします。
上部内視鏡検査(胃カメラ)で分かる病気
食道:食道炎、食道がん、食道静脈瘤など
胃:慢性胃炎、びらん、胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、胃粘膜下腫瘍など
十二指腸:十二指腸潰瘍、十二指腸がんなど
下部内視鏡検査(大腸カメラ)
下部消化管内視鏡検査では、大腸(結腸と直腸)と小腸の一部を
観察するために肛門から内視鏡を挿入し、
これらの部位に発生したポリープ、炎症、がんなどを診断します。
ポリープやがんがある場合、組織の一部を採取(生検)することがあります。
痛み・苦痛を最小限にするため非常に細く、軟らかい内視鏡を使用します。
下部内視鏡検査(大腸カメラ)で分かる病気
大腸がん、大腸ポリープ
年齢別にみた大腸がん(結腸・直腸)にかかる割合は、50歳代付近から増加し始め、高齢になるほど高くなります。そのため、40歳を過ぎた方は大腸がんの検査をしたほうがいいでしょう。大腸がんは最初はポリープの形で出てくるものが多く、ある程度のサイズになると中にがん細胞がまじってきて、いつか全部が、がん細胞に置き換わるという経過をたどります。ですから早期発見が重要となります。ポリープの段階で取ってしまえばいいのです。その意味で、大腸内視鏡検査と治療はとても有効な方法です。
ピロリ菌除菌療法
胃の粘膜に生息するピロリ菌という細菌を除菌する治療です。
40歳以上の方では、70〜80%の方がピロリ菌に感染しているといわれています。ピロリ菌に感染していることにより胃・十二指腸潰瘍・胃がんの発生率が高くなります。ピロリ菌を除菌することにより、このような病気にかかりにくくすることができます。
腹部超音波検査
肝臓・胆嚢・腎臓・膵臓の形を調べ、がんの早期発見に役立ちます。
検査ご希望の際は予約をお願いします。
インフルエンザ等の感染症のワクチン接種と治療
高血圧・高コレステロール血症・糖尿病の治療
特定健診、がん検診(胃がん・大腸がん・前立腺がん)・
企業健診も行います。
肛門疾患の診断・治療
ほとんどの痔疾患は外用薬による治療で改善がみられます。
軽微な外科的処置まで当院で対応いたします。
当クリニックでの外科治療として、
日常的な外傷(切り傷、すり傷、打撲、やけど、など)、
炎症(蜂窩織炎、できもの、など)などを対象疾患としております。
各種予防接種
インフルエンザ、肺炎球菌ワクチンなどを行っています。
ご希望の際は電話での予約をお願いします。
インフルエンザワクチンの接種は中学生以上を対象に行っております。
各種健診
特定健診、がん検診(胃がん・大腸がん・前立腺がん)、市民健診、企業健診などを行っております。受診時の状況でお待たせする場合がありますので、あらかじめ電話での予約をお勧めします。